2007年 06月 07日
図書館にて
数日前の、突然の電話でお約束した、自作の詩の絵葉書と詩に、
水筒、念のため傘も持って、「沢山詩のお話をしたいなー。ポエトリー運営の相談もしよう」
などと思いながら歩いていきました。
ロッカーでごそごそしていると、先生が見つけてくださって談話室へ移動。
4月のポエトリー以来の対面に、緊張気味の私をよそに、
さっそく先生は、詩の絵葉書を5枚買ってくださり、
「知人への便りに使ってなくなっちゃったの」と、にこやかな笑顔。
「ありがとうございます」と頭を下げている間に、分厚い原稿が目の前に出現。
先生の書いた数編の詩とエッセイを頂いた。
「ゆぅこさんの詩もみせて」と言われ、二編の詩をお渡しする。
先生は、さっと、どこからか赤ペンを取り出して添削をはじめる。
原稿用紙二枚の詩は、赤ペンを引かれあっという間に8行詩になる。
「ほら、読んでみましょう」短くなって、組み直された言葉を読むと、傑作になっていた。
「”添削の「削」”これが重要です」
先生は私に教えてくださる。
最後に、詩の賞の公募要項を逐一説明しながら、プリントを渡してくださり、
「私は今、エッセイと小説に取り組んでいます。お互い頑張りましょう」と言い残し、
颯爽と帰っていかれた。
午前中だけで、今日はとても濃い一日でした。
前から、詩の指導をしてくださる方がいたらなーと思っていたので、
先生の存在はとても大きなものです。
秋田の生活でユニークな仲間をくれるポエトリーリーディング。
やっぱり続けていきたいと思いました。
さて、今夜は身欠きにしんとミズ、糸こんにゃくの煮物。
下拵えの時間まで、大好きな「まど・みちお」さんとお話しようと思います。
by anthology11
| 2007-06-07 14:55
| 秋田での日々