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図書館にて

今日は図書館で、元国語教師のo氏とお会いしました。
数日前の、突然の電話でお約束した、自作の詩の絵葉書と詩に、
水筒、念のため傘も持って、「沢山詩のお話をしたいなー。ポエトリー運営の相談もしよう」
などと思いながら歩いていきました。

ロッカーでごそごそしていると、先生が見つけてくださって談話室へ移動。

4月のポエトリー以来の対面に、緊張気味の私をよそに、
さっそく先生は、詩の絵葉書を5枚買ってくださり、
「知人への便りに使ってなくなっちゃったの」と、にこやかな笑顔。
「ありがとうございます」と頭を下げている間に、分厚い原稿が目の前に出現。
先生の書いた数編の詩とエッセイを頂いた。 
「ゆぅこさんの詩もみせて」と言われ、二編の詩をお渡しする。
先生は、さっと、どこからか赤ペンを取り出して添削をはじめる。
原稿用紙二枚の詩は、赤ペンを引かれあっという間に8行詩になる。
「ほら、読んでみましょう」短くなって、組み直された言葉を読むと、傑作になっていた。
「”添削の「削」”これが重要です」
先生は私に教えてくださる。

最後に、詩の賞の公募要項を逐一説明しながら、プリントを渡してくださり、
「私は今、エッセイと小説に取り組んでいます。お互い頑張りましょう」と言い残し、
颯爽と帰っていかれた。

午前中だけで、今日はとても濃い一日でした。
前から、詩の指導をしてくださる方がいたらなーと思っていたので、
先生の存在はとても大きなものです。
秋田の生活でユニークな仲間をくれるポエトリーリーディング。
やっぱり続けていきたいと思いました。

さて、今夜は身欠きにしんとミズ、糸こんにゃくの煮物。
下拵えの時間まで、大好きな「まど・みちお」さんとお話しようと思います。
by anthology11 | 2007-06-07 14:55 | 秋田での日々